2021年10月22日

脚が速くなる本を買ったよ(未読)

長距離4年の重盛克彦です。

まずは色紙を用意してくださった皆様、ありがとうございます。

たくさんのメッセージに心が温まりました。


しばらくのあいだ、自分やチームの走りにばかり集中していたし、集合練も長距離だけ別だったり、対校戦もなかったりで、STFという大枠を感じることが減っていたように思います。でも、色紙にある名前を見て、やっぱり「STFが」好きだなと嬉しくなりました。


当日もお守り代わりに持っていこうかななんて考えてます。

本当にありがとうございます!



このブログを書く前に、先輩方の最後の予選会ブログを読んできました。

外山さん。小関さん、しょうごさん、きだいさん。

山下さん、飯田さん、井上さん、高木さん、千田さん。

宮澤さん、池田さん、志村さん。

(抜けてたらごめんなさい)


このブログを書いたのは同じ4(5)の選手だったのか、なんて立場を重ねながらも、やっぱり先輩たちはいつまでたっても先輩なので、自分よりもいくらか大人っぽく感じます。

もしも同期だったら心強い。


どのブログも他の話題よりずっと熱を帯びていて、やっぱり予選会は特別だよなと勝手ながら励ましてもらいました。過去の先輩の歩みや頭のおかしさを知ることができるので、古いブログを読むのはおすすめです。


さて、そろそろ本題。



別に、走るために入学したわけじゃないです。

この先も走ることを生業にして生きていくつもりだってありません。

つもりはないし、実際そんな力もない。


でも、じゃあ遊びなんだねって言われると、一端にはムッとします。

こんなに苦しい遊びがあってたまるかと思うし、これが遊びなら、他のなにが本気なのかも分かりません。


それでも、予選会の先を目指す強豪校に言わせれば、全てを捧げきれない片手間の努力は「本気」じゃないのでしょう。

何のために走っているのかを考えると、必ずしも自信のみなぎるようなポジティブな結論に辿り着くわけではありませんでした。



かの外山先輩は、こんな言葉を遺して卒業されました。

(昨年(主に石嵜からの)ウケがよかったので、今年もあやかろう)


「自分を信じろ。夢を持て。諦めるな。

 大きな夢であるならば、何かを犠牲にする覚悟を持て。

(単位は取れ。)


バイトも遊びも勉強も捨てきれなかった自分が(バイトは捨てたけど)

お菓子を食べて、ゲームで夜更かしして、昼まで寝ているような自分が。

文字通り人生を懸けて、何をも犠牲にしている彼らの前で、人事を尽くしたという資格があるだろうか。対価を支払えばいいというわけじゃないけれど、俺は陸上にすべてを捧げたとか、記録が伸びず挫折しただとか、あたかも全力を尽くした末にそう感じているかのような言葉を口にするのは、とんでもない嘘つきではないか。


近頃よく聞くようになった、「関カレと予選会は同価値か?」という声。

前のブログに書いたとおりです。難しさの質が違うとはいえ、競技レベルで言えば予選会出場の方が簡単なのは明らかです。本気で取り組んでいるつもりでも、もっと本気の人を見ると自分の目指している場所が大したことなく思えて、少し惨めな気持ちになりました。もしかしたら、同じくらい本気でやっているのになぜ格が違うんだろう、なんて勘違いした疑問を持っていたから、そう感じたのかもしれません。


「決してサボっていた訳ではないが、オリンピックで活躍するにあたって並大抵ではない努力がもし必要だとしたら、私の努力は「並」ではなかったか…そのことに、5000m予選の直前になって、はたと思い当たってしまった。」(田中希美/豊田自動織機TC)

ならば、時折気を抜いていた自分の努力は「並以下」ではなかったか。


最近になってこんな風に、チームの目標や自分の努力が相対的にはレベルが低いという(既知の)事実について、受容を迫られることが多くなりました。出来の悪い成績表を顔に押し付けられているような気分で、分かっていたけど認めたくないものです。


悪意が無くても、そう言われるとプライドが傷ついてムッとするけれど、図星すぎて振り上げた拳の行き場に困る。さすがにそのままぶん殴るのはヤバい奴だから(昭和ならやってた)、なんとかポジティブに変換して受け流そうとして、いまこの瞬間に一念発起すればいい、いまから変わればいいと思い立つけれど、「大した目標」を掲げるにはもう遅すぎることが明白で、結局苦笑いしかできない自分が情けない。


だから、仕方のないことや理不尽なことに救いを求めたこともありました。

「コロナで練習できなくて。」

「ケガしちゃって。」

闘いきれない自分は、ようやく今頃になって言い訳を探し始めている。引退して年をとって誰かの輝かしい成績を見つめながら、コロナがなければ、ケガがなければ、自分も今頃は。そう言い逃れる権利を欲した。



特別な何かを持たない一介の選手が、輝かしい成績を手に入れるなんてできっこないって、そんなことは最初から分かっていました。それでも本気と言い張って走り続けたのは、いつまでも夢の途中にいたかったからです。


競技者なら誰もが一度は妄想するような、最高峰の舞台。最高峰といってももっと現実的な、日体の最終組近くとか、各種マラソンのエリート枠とか、それくらいでいいんです。(いつも妄想していると下津みたいな妄想厨になっちゃうけど、ただの一度も思い描いたことがないというのもまた、諦めがよすぎると思います。)


そういう憧れを持っているのに、夢に対して不誠実な自分が恥ずかしかった。ましてや予選会で同じスタートラインを踏むのは、言うなればド誠実な猛者たち。実力よりも態度の面で引け目を感じてしまった。



実力も気概も、積み重ねたものに巨大な差があるということは分かった。でも来るところまで来てしまった。入部当初、中距離に行きたいという長谷川を長距離に引きずり込み、800mが専門の下津を巻き込んで、予選会予選会と扇動(先導?)してきた。

だから、せめて嘘つきのまま走りたくはない。明日レースを走る瞬間だけはただただ全力で在りたい。俺は全力だったと、明日のレース中のみに限っていいから、誇りを持ってそう言えるような誠実な時間にしたい。


頑張ります。たぶん辛くて、苦しくて、途中から垂れる口実ばかり探してしまうけれど、それを振り切って走ります。一瞬も妥協のない走りを。応援に恥じない走りを。

明日は応援よろしくお願いします。



もっと長期的な話で、夢に対して誠実な選手になるためには、少し時間が必要だと思います。それはこれから変えていくしかありません。自分でも何言ってるかよくわからないけれど、一生をかけて挑戦すると覚悟を決めたなら、じきに嘘つきではなくなるのではないでしょうか。

逆に、一生たたかい続けた何かが本気じゃないなんてことがあるものか。

明日をきっかけに変われたらなと思います。


社会人になってからも走ろう。

いま決めた。



4年目も10人揃えて走ることができて、本当によかったです。

部員の勧誘頑張るぞって思っても、結局残るのは自分から走りたいと思ってる奴だけ。「誘われたから入りました」で続けられるほど長距離は甘くない。つまらなくてキツい時間の方が多いからこそ、それを走らされるという考えでは標準だって切れない。


それが分かっていたから、場馬が入部してきてくれた時は本当に嬉しかった。

自分から走りたいと言ってくれる子が来た。実は他にもマークしてた子はいたけど、こっちがなんとか説得するみたいな感じだったから、無理に入れても主体的にやってくれるかは分からなかった。LINEの名前がジョウカーだった時はヤバい奴だと思ったけど馬馬だからジョウカーなんだね。やっぱりヤバいな。

初めての予選会、楽しんでいこう。場場ならいい記録が狙えると思う!


長谷川、最後は惜しかった。

1年のときの川口(去年のラストチャンス)で一番悔しがっていたのが植田で、当の長距離ブロック員である長谷川や永森は平気そうな顔してたから、こいつら悔しくないのかってスパイクで殴りそうになった。でも今年はちゃんと悔しがってくれたから、安心した。きっと次に繋がる。そういう情動はモチベの源泉だから大事にするといい。この冬に切るぞ。


永森。いつも何考えてんのかわからないし、トンチンカンな質問ばかりだし、電車の中で上裸になるし、セクハラするし、本当にヤバい奴だと思う。いや本当にヤバいな。

マジレスすると標準を切ってくれたときは嬉しかった。久しぶりにあんな全力で人を応援したと思う。不器用だけど少しづつ伸びてるから、標準の次の目標も見据えて慢心せずにいこう。初ハーフは緊張するかもしれないけど、いい集団見つけてくらいついていけ。


青木。なんか青木って応援したくなるよねってマネージャーの誰かが言ってた。誰だっけ。たっぷりと応援してあげてください。

次期ブロック長ということでこの先大変だと思うけど、今回は何かを背負う前の最後のレースとして、純粋に楽しんだらいいと思う。お腹のことは忘れてがむしゃらに走ろう。


石嵜。在学中は勝ち逃げできるかな〜とか思ってたけどそう甘くはなかった。淡々とやることやって、しっかり記録を出して、たまに問題発言して、選手としていい歩みだと思う。ドライっぽく見えて「関カレは出たいんすよね〜」とか言ったり「〇〇記録会でますぇ〜ん?」とか誘ってくるし、走ること自体が好きなんだなってよく感じる。翌週の連戦頑張ろう。


ダイス。大エース。やるなら今年やってほしい。というのは俺のワガママだけど、めちゃくちゃ期待してるし信用してる。去年の予選会で、スタート直後に大東の集団に突撃していったのはすごく勇ましかったしかっこよかった。

今年はもっとついていけるはず。今年もテントで出迎えてくれ。


武藤。昨日の集合で下津はよく泣くとかそんな話をしたけど、その次に泣くのは武藤のイメージがある。合宿の2000-2000-1000も、秋季OPのレース後も、声を震わせていたし、MKで標準を切ったときは雄たけびをあげて喜んでいた。

YOSHIKIがアツい奴なのはみんな知ってる。明日もアツい走りを見せてくれ。


久松。何回叱ったかな。「LINE9割がお説教じゃないですか」って言われたときはさすがにそれはないだろと思ったけどそうだったわ。草。

でも標準を切ってくれてありがとう(1年生の久松へ)。マジレスするとそういう状況ながらも部を離れず最後まで向き合ってくれたおかげで今年も出られる。ありがとう(3年の久松へ)。明日は何としてでも完走しろ!


松尾。焦った。唯一の同期なのに相談できなかったのも申し訳ない。

2年の冬ぐらいまで、抜きつ抜かれつの本当にいい勝負をしてたと思う。たぶん俺らのほかに強い経験者がいたら心が折れてたと思うし、一人では競争意欲を持てなかった。間違いなくあの頃の競り合いがあったから今がある。ありがとう。

明日はよろしくね。


下津。まず今年も長距離に力を貸してくれてありがとう。

俺が中距離に行ったり、下津が長距離に来たり、グランディアで遊んだり、波に乗ったり、家を建てたり、競技も遊びも接点多かった。競技面では明日が最後の接点になるんだねって言おうとしたけど、奥多摩渓谷駅伝があるからまだだね。4区よろしく!!

ほんとは尊敬してるとか恥ずかしくて書けないな。直接言うのはもっと恥ずかしいから、いつか人づてに聞いてくれや。

p.s.このあと15時半くらいからAPEXかマイクラやらん?



ああ、ホワイトボードの格言を説明するのを忘れていました。

高校の先生が教えてくれた言葉です。「結末が分かっていても、漢ならやらねばならぬときがある」という意で教わりましたが、吉田松陰の障害と時代背景を考察すると、もう少しスケールの大きい言葉のようです。詳細はググってください!



本当に長くなってしまいました。

あと十数時間でスタートだなんて信じられません。

さっさと準備して、よく寝て、よく食べて、明日に備えたいと思います。

応援のほど、よろしくお願いいたします。


長距離ブロック 4年 重盛克彦

posted by stf at 14:39| Comment(0) | 長距離 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月21日

予選会まで残り2日となりました。

中距離ブロック4年の下津諒晏です。


今回の予選会を迎えるにあたり、僕は9月から長距離ブロックに合流し、ミドルからロングへの適応にかなり苦戦もしましたが、なんとかハーフに耐えうる脚に鍛えることができました。長距離練習は中距離と違い、正直走っている最中は退屈で辛かったですが、努力した分だけ強くなれる感覚が、陸上を始めたばかりの頃と似ていて新鮮でした。


思えば陸上競技を始めて今年で10年目になります。10年と書いてみると途方もない時間に感じますね。今21歳なので人生のほぼ半分を陸上に費やしたことになります。何となくですが、そろそろ身体のことが心配になってきました。特に800mなんて辛すぎて、走るたびに寿命が縮まっている気がします。人間の心拍数には限界があるとか言いますし、早死にしないか心配です。まあ老後の心配は置いておいて、とにかく陸上と僕の人生は切っても切り離せない関係なのです。




先日、「どうして陸上を続けられたのか」という思いがけない質問をされました。その時はああだこうだと御託を並べて、適当にはぐらかしましたが、確かになんでだろうなーと後になって気になりました。中学、高校の同期で陸上をやっている奴はほとんどいないし、大学に入ってからも、決して少なくない数の部員たちがSTFを去るところを見てきました。(特に中距離ブロック・・・陸上をやっていない人からすると走り続けていることって結構不思議に思えるみたいで、就活の時も何度か聞かれたので、この問いに対してきちんと考えてみることにしました。


まず走っていて楽しいというのは勿論なのですが、その根底にあるのは「努力の成果を目に見える結果として感じたい」からだと気づきました。陸上は残酷なくらいに数字として結果に表れます。死ぬほど頑張ってもベストが出ないこともありますし、なんとなく出場した試合で大幅なベスト更新もすることもあります。ですが、その時に突きつけられる「努力の質」は明確であり、そこにさらなる可能性を感じるからです。自分が行ってきた努力を曖昧に捉えたくない、はっきりと証明したい、その一心がこれまで自分を突き動かしてきたのだと思います。


ただそれも今回で最後になります。僕はこの予選会をもって陸上を引退します。少しだけ名残惜しさもありますが、予選会で引退することは1年生の頃から決めていたことであり、その夢が叶えられてほっとしています。


1年生の頃から出場し続けて、今年で4回目の出走になります。助っ人として出走してきたこれまでとは違い、今度は長距離ブロックの一員として、ラストレースを走らなければならないという事実に緊張を隠せません。何より10年という時間が重くのしかかり、かつてないほどのプレッシャーを感じています。別に本戦を狙っているわけでもなく、チームの総合タイムに貢献できるほどの実力も無いのに。


よく陸上をやっていない人に予選会に出場すると言うと、「本戦出れるように頑張ってね」と応援されますが、その度にぎこちない笑顔でありがとうと返していました。真っすぐに頑張ると答えられないのが恥ずかしいし、他大の選手全員転べば予選通過の可能性もあると冗談めかすのも虚しかったです。でも、最後に予選会を走って、これまで人生を懸けて打ち込んできた陸上を納得する結果でもって終わらせたいのです。


箱根駅伝は本当に素晴らしい舞台です。僕が尊敬してやまない800mランナーの櫻井さんが「面白い試合の理由の共通点は、選手が人生を懸けて臨む勝負であること」とおっしゃっていましたが、箱根駅伝なんてまさにその通りだと思います。そんな箱根駅伝に予選ではあれど関わることができて、一陸上選手として幸せです。


だから僕にとっての箱根は予選会です。今日まで走り続けてきた10年間に意味を持たせるために走ります。スタートからゴールまで後方で走る選手にとっても、人生を懸けて臨んでいるレースであることを知っていただければ幸いです。




最後に、これまでの競技人生の軌跡をたどり、本当に多くの人々と出会い、支えていただきました。中高の顧問の先生方や、監督、コーチ、家族、そして陸上をやっていなければ決して出会えなかった友人たち。特にSTFの皆さんと出会えて本当に良かったです。


自分を関カレに出場できるまで成長させていただいた中距離の先輩方、さゆりさん、高木さん、青木さん。ここまでこれたのも皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。そして僕の代で中距離ブロックを終わらせてしまってごめんなさい。またいつか中距離ブロックが復活した時は、OBとして一緒に応援に行きましょう。


そして東京に一人上京してから家族のように支えてくれた同期の存在。植田や光紗には同じ中距離ブロックとしてお世話になりました。一緒に走ってたくさん笑って楽しかったよ。ありがとう。梶原とは種目は違えど入部当初からのライバルとして刺激を受けながら成長出来ました。来年、俺の分まで絶対に全カレに行ってくれ。心の底から応援してる。


まだまだ出来損ないの自分でしたが、ついてきてくれた後輩たちもありがとうございました。石嵜とダイスには今回のレースで思う存分暴れまわってほしいです。ダイスには学連入ってほしいし、石嵜には中距離で鍛えたスピードで活躍してほしい。♯Soujiaboyの実力見せつけてやれ。

 

マネージャーの皆さんもサポートして下さり、ありがとうございました。選手のためにとことん尽くす姿勢、本当に尊敬しています。芽生には幹部としてお世話になりました。「諒晏の成長が私にも良い刺激になってる」って言ってくれた時は本当に良いマネさんと出会ったと思った。愛結ちゃんもマネブロ長としてチームを支えてくれてありがとう。必ず結果で恩返しします。

 

最後に重盛へ。1年生の時の学芸大記録会からここまで速くなるなんて、想像もしなかった。大学から始めてこんなに速くなるなんてすげえよ。絶対に口では言わないけど親友として誇りに思ってる。俺と同じくらい泣き虫だけど、レース後は嬉し涙を流そう。最後の予選会楽しもうな。



長々と失礼しました。拙い文章ではございますが、ここまで読んで下さりありがとうございました。それでは、1023()9:35より出走してまいります。ご声援のほどよろしくお願いいたします。

 


最後の中距離ブロック長 下津諒晏

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posted by stf at 10:10| Comment(0) | 中距離 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月20日

緩和措置の奴

こんにちは。3年の久松です。なんとか今年も箱根駅伝予選会に出場することが出来ました。8年連続で出場するなんて、たくさんの方々の支えが無ければ出来ないことです。関係者の皆様、本当にありがとうございます。


本当はメンバーへの言葉にしようと思っていたんですが、武藤がやっちゃったので僕は時系列で思ってたことをつらつら書こうと思います。


正直、僕がブロ長になったとき、今年の出場はまじでやばいんじゃないかと思っていました。

その時は、切っていない残りの部員が全員切らなければならない状況でした。例年10000mの標準を半年で切れる1年生なんてなかなか入ってこないし、残りのメンバーが一人も失敗できない状況はまじでやばいと思っていました。その矢先、1月からコロナで活動停止になって、チームの雰囲気もやばいし、ほぼ毎練習で17とか18の先輩から詰められるし、かなり憂鬱でした。でも、ブロック長の自分が諦めるのは違うし、出場が無理だとしても今年本当に頑張らないと来年再来年にもつながらないと思って、姿勢だけは絶対に前向きにしようという気持ちでした。


そんな中、4月に馬場が入学し、けが人もみんな復帰して長距離ブロックが盛り上がってきました。去年はこんなに練習のときに盛り上がってなかった気がするので嬉しかったのを覚えています。56月の勝手に集まって練習してるときとか、いい感じにピリッとしてたし、中野の駅からくそ遠いとこに全員集まったのは嬉しかったです。でも、全員記録会はぱっとしませんでした。順当な人が、順当に標準を切っただけで、練習が間違ってたのかなとか結構思いました。


8月頭に標準があと一人という状況になって、かなり出場が現実的になったのを覚えています。永森と長谷川は本当にプレッシャーだった思うけど、怪我とかとも上手く付き合いながら本当によくやってくれたと思います。


今年は特に各自がチームにおける役割を意識していたし、全員が予選会に対して同じレベルでの当事者意識を持てていたと思います。タイム面・練習量でチームを引っ張る人や、標準組の練習を引っ張る人など、みんながチームへの貢献方法を考えて行動していたのが良かったと思います。


ただ、ジャーナルにも書いたけど、今年も「予選会で戦うチーム」を作ることが出来ませんでした。予選会に出場することがやっとすぎて、悔しいとも思えないのが悲しいです。予選会のその先を目標にするのは本当に難しいと思います。うちは強化校とかではないので、生活とかへまでの拘束力は無いし、実現難易度は高いでしょう。でも8年連続で出場して、当たり前の基準が上がってきてはいるので、戦えるチームに将来必ずなれると思っています。幸い今年の1.2年生は速いし、短距離も速いので、来年・再来年と良いチームを創ってほしいと思っています。



こんな拙い文章しか書けない奴だけど、立ててくれてありがとう。当日は頑張りましょう。



皆様への感謝の想いを胸に頑張ります。

直接のご声援をいただけないのは残念ですが、テレビ、見ていただけると嬉しいです。当日は応援よろしくお願い致します。

posted by stf at 22:40| Comment(0) | 長距離 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月19日

Trust the process...Yessir

こんにちは2年長距離ブロックの奈良大寿です。
私が長距離を始めたのは高校1年生の時でした。それまでは『走る』と言う事は、誰でも普通に「走れる」ので、あまり深く考えた事がありませんでした。しかし本当に全力を尽くして走ると、『走る』とう言う意味が変わってきます。
自分の身体の限界と気持ちの葛藤。そこから自分を客観的に見つめ冷静な判断をしていきます。
この五年間、毎回走るたびに自分の体と精神が成長してることを実感しています。
今年の予選会は去年のに比べて、自分にもっと自信があります。なぜなら今年は去年に比べはっきりとしたゴールがあるからだと思います。去年は8月から距離をあげ、無理しながら、予選会への準備をしましたが、今年は1月から予選会のための準備して来たので今年は自分にもっと自信があります。23日は特別な日になると思います。

2年生 FLA 奈良大寿
posted by stf at 16:35| Comment(0) | 短距離 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9割の辛と1割の幸

こんにちは、武藤佳暉です。今年も箱根駅伝予選会に出場する権利を得ました。多くの方々の支えがあったからこそ達成できたことだと思います。本当にありがとうございます。




さて、陸上についてブログを書こうとしてもなかなか難しいです。大好きなラジオの話やオードリーさんの話、最近読んだ芸能人のエッセイや小説の話であればスラスラ書けますが、陸上のこととなると手がそう簡単には動きません。単に文章力や構成力が不足しているだけだと思うのですが、敢えて言葉や文章にしたくないという思いが少しある気がします。「言霊」のようなものでしょうか。




とはいうものの、書いていきたいと思います。(書いた結果、長いので六段落分はすっ飛ばしても大丈夫です。)




予選会まであと4日ですが、いつも通り過ごしています。授業を受けて、リアペや課題は通常運転、ゼミの発表テーマについて(育児と仕事の両立に関して)どこまでテーマを絞っていくのか、あと好きではないけど就活云々も通常通り考えています。競技面は調整をもちろんしますが、ある程度はジョグを行い、いつもやらないことを余計にやることはしません。ピーキングが上手い選手ではないので正しいかどうか分からないのですが、試合前でもできる限りいつも通りに過ごし、普段やらないこと(余計にストレッチをすることや流しをするなど)はやらないというスタンスをとっています。




こんな感じで平常心アピールをしていますが、それなりに緊張・不安みたいなネガティブ要素も抱えています。チームとして本戦に出るという目標があるわけではなく、個人としても関東学連選出や最終学年としてのプレッシャーがあるわけでもありません。自分のやるべきことだけをやればいいのですが、それが単純にみえて難しい。陸上競技に限った話ではないのですが、どこからともなくやってくる奴というのは本当に手強い相手です。




いや、みえないアイツは陸上を始めてずっとまとわりついています。陸上競技を続けてきて、上手くいかない時の方が断然多いと思います。特にこの1年間はなかなか思うように結果が出なかったです。歩く方が苦しかった分、走る方も中途半端になってしまいました。競歩をするのは学内で自分だけだし、何よりおとなだから自分の機嫌は自分で取らなくてはいけない、でも、それが耐えらない時が何度もあった気がします。




それでも、辛くても時間をかけても、「次こそ」と思い続けて今日に至ると思います。絶対に勝ちたい、結果を出したい、どのくらい勝ちたいかというと、敢えて言葉で表現すると人を殺めてでも勝ちたいぐらいです。絶対にそんなことはないのですが、勝負の世界にいるから、そのくらい結果が欲しいです。結果を出すためには命を削って練習することと誰も存在を証明することが出来ない神様に願うしかないから、ネガティブモンスターをもみ消すくらい没頭して歩き・走り続けました。それで負けても、何度も何度も上手くいかなくても、辛い時にそれでも頑張る力、底力を信じて繰り返しています。もはや生き様みたいな感じで足掻き続けてきました。お世辞にも結果を出していない敗者ですが、一直線ではない自分の陸上道を周りに左右されずに進み続けてきたと思います。




辛いと思ったこと、コロナ禍で集まれなかった時、足が痛い時、練習が上手くいかなかった時、試合で負けた時、まわり道はすべて自分にとっての財産になると気が付いたこの頃、それらすべては予選会、予選会後、引退した後も自分を守ってくれる盾になるのだなと思います。土曜日の時点ではまだ弱々しい盾ですが、小さな幸せを沢山積み重ねていつか大きな砦にしたいです。




自分のことだけ書いてしまいました。予選会後に引退するわけではないのですが、卒業ブログみたいに書いてしまいました。予選会が終わったら何事もなかったかのように歩きに戻りたいと思います。その時はまたよろしくお願いします。ひとつよしなに。



ここからチームことについて




今年もみんな頑張ったと思います。非強化校が10人そろえられなかったところが多かった中、首の皮一枚ですが何とか出場することができました。




永森は最後に決めてくれてありがとう。長谷川も本当に頑張った、悔しいと思うけど絶対切れるから。青木は貧血や怪我で大変な中、同じチームで練習してくれてありがとう。石嵜はもう上智のエースってくらい強いよ。坂の上の雲をまた観ようかな(笑)ダイスはシンプルに速いと思う選手、学連選出願っています。馬場ちゃんは強豪校から来て新しい風を吹かせてくれた、あと一緒に帰ってくれてありがとう。(永森も)りょうあんさんは引退レースだと思うので、すべてをぶつけてほしいです。マイルから駅伝までこなす本当にすごい選手だと思っています。まつ兄は達也と志村さんと長野駅でパンケーキを食べたことを覚えていますか?あれからもう2年以上たちましたね。いろいろ大変で練習にあまり来ないけど、熱い思いがあると信じさせてください。重盛さんはずっと支えてくれました。特に1年生の時、妙高駅伝合宿の2000‐2000‐1000でこんなにもダメで遅い自分を引っ張てくれた時、嬉しかったです。あの時があったからこそ今があると思います。ベストを尽くしてください。そして、同期の久松、まじでイラっとする時がありますがブロック長として尽くしてくれました。当日は完走できると願っています。(重盛さんが去年やったスタイルをこんな自分がやってしまいました。許してください。)




マネージャーさんにも感謝です。日が暮れた済美山(和田堀)の練習の計測、大変ですよね。文句の一つや二つ言いたくなりますよね。3年マネがいない中、2年生のみんなが中心となり、本当に頑張ってくれています。自分がコミ障だからほとんど話さないけど、ありがたいことです。短距離選手であるにもかかわらず、外務・駅伝主務をしてくれる同期の佐知子には本当に頭が上がりません。当日来てくださるOBの方々や4年生の先輩方、部員の皆さん、応援をしてくださる方々。本当に多くの方々のサポートで予選会を迎えることができます。ありがとうございました。(冒頭でも書きましたが、大事なことなので2回書きました)




みんなで積み重ねて得たことだから、どんな結果でも胸を張ろう。強豪校ではないし、今年は本当にギリギリのチーム。だけど、例えビリでも結果が残らなくても最後まで戦おう。




色々な思いを勝手に背負って21キロちょっと走ってきます。今までやってきたことを負けた時の慰めにしないように灰になってきます。




何にもない頭を振り絞って推敲しました。(笑) 拙い文章で申し訳ないし、何だかんだで長々と書いてしまいました。また明日も予選会ブログは更新されると思います。ラストまで読んでくれたら幸いです。それではミッフィーちゃん、夢でお会いしましょう。アディオス。
posted by stf at 12:32| Comment(0) | 短距離 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『はじめまして!!』

はじめまして!
短距離ブロックに入部しました、外国語学部ロシア語学科1年の宮渕萌です!

早速ロシア語!?ってなった方いらっしゃると思いますが、はい、ロシア語です。笑

日本ではあまり話者がいないとされている言語なので、よく皆さんに『なんでロシア語!?』と聞かれますが、特にこれといった理由はなく、新しい言語を学んでみたいと思ったことがきっかけです!まだまだ習い始めたばかりですが、ロシア人とコミュニケーションとれるように頑張ります😁


さて、学科のことばかり話してしまいましたが、ここからは私が陸上部に入部した理由と簡単な自己紹介を書かせて頂きます😌


まず、陸上部に入部したのは高校時代の先輩に体験に誘って頂いたことがきっかけでした!私は中高と陸部に所属していましたが、まさか自分が大学まで続けることになるとは思ってもいませんでした。笑  先輩に声をかけて頂き、陸部のアットホームな雰囲気に魅力を感じ、気づいたら入部してしまっていました。

そんなきっかけで入部を決めた私ですが、今では大切な仲間に出会え、充実した毎日を過ごすことができ、入部して本当に良かったなと思っています😌💫 先輩、ありがとうございました笑


だいぶ書いてしまったので、最後に趣味について少し紹介させて頂き、記念すべき初ブログを絞めたいと思います。


私の趣味はカラオケです!!🎤

緊急事態宣言が続いていたのでなかなか行くことができていませんでしたが、宣言解除された今は行きまくっています。笑  ぜひ一緒に行ってくれる方がいたら声を掛けて頂きたいです☺️ どんな曲でも大歓迎です👏


それでは、以上で私の自己紹介ブログとさせて頂きます!最後まで読んで頂き、ありがとうございました🙇‍♀️

これから宜しくお願い致します!!


posted by stf at 09:47| Comment(0) | 短距離 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月17日

坂の上の雲 ※コースは平坦です。

どうも。部内随一の5分前集合派(自称)の石嵜です。

はやいものでブログを書くのはちょうど1年前の予選会ブログ以来かと思います。

この1年間何をしていたのか振り返ると「陸上」しか思い当たらないのです、、、

時々自分の大学生活は本当にこれで良いのかと一抹の不安と謎の焦燥感に駆られます。

ただ、いままで怠惰で無為な日々だな〜と思っていたけれど、今の生活から陸上を除いてしまうと生活にハリのない本物の「怠惰で無為な日々」になってしまうと最近気づきました。

要するに陸上がかろうじて今の自分を人間たらしめているのです。関係者の皆様ありがとうございます。

まあそれだけ何か1つのことに夢中になれるというか中身の濃い生活がこのstfで送れているのではないかぬぁ〜と思うわけです。

さて夏休み中はまさに走って、食べて、寝て、走って、食べて、積読本を消化して、気が向いたら映画を観て、YouTubeを見て、寝る。この繰り返しの日々でした。

ちなみにこの夏読んだ本で面白かった本はチャールズ・ブコウスキー著『街でいちばんの美人』です。皆さんご存知の通り私はネジの外れたというかアウトロー系の話が好きなわけですがまさにネジの外れた短編集です。端的に言うと酒・女・競馬に溺れるという三拍子揃った荒れに荒れた小説です。読んでみてね

あとはnhkドラマ『坂の上の雲』を観ました。やっぱ司馬遼太郎すごい!音楽久石譲やば〜、ナレーション渡辺謙かっこい〜とか思いながら夏休みの間少しずつ視聴を進めていました。時を同じくして私はOBの飯田さんのご協力により重盛さんとダイスと文字どおり野山を駆け回っていました。沢山の登り坂を何回も駆上がりました。走っている時以下の言葉が頭の中から離れませんでした。


「のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶(いちだ)の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。」

『坂の上の雲』司馬遼太郎


のぼっていった坂の上には自分の脚に溜まった乳酸しかありませんでした、

これはまだまだ私自身が未熟ということなんでしょうか

幸いなことに予選会のコースは今年も平坦です。今年も頑張りたいと思います。

何卒よろしくどうぞ


p.s.滑走路走るんだから空飛びたい。


長距離2年 石嵜寛之

posted by stf at 16:18| Comment(0) | 長距離 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月16日

2度目の挑戦(8番目)

予選会まであと1週間になりました。

長距離2年の青木心海(あおきみう)です。

早くも3回目のブログということで、そろそろ漢字だけ見て僕の名前読めるようになってもらえると嬉しいです。今回は予選会前ブログということで、ここまでの振り返りと予選会に向けての意気込みを書いていきたいと思います!


昨年、初めて予選会を走らさせていただきましたが、結果として満足のいくタイムではなく、ハーフへの距離不足を痛感しました。また、かなり寒かったので、途中で攣るなどアクシデントがあり、今後それらの対策もしていかなければいけないと思いました。ただ、終わった後は「楽しかった」と思えるそんなレースでした。僕自身、予選会を目指して陸上をやってきて、満足いく結果ではなくとも夢の舞台で走れたことはとても貴重な経験となったと同時に、4年間出続けてさらに成長したいと思いました。


予選会を終え、冬から春にかけて調子が上がり、5000m 10000mともに自己ベストを更新することができました。ハーフへの練習をしていて距離を踏めていたからなのでしょうか。そして春にはジョウカーが入部してくれて、本格的に予選会に向けて一丸となって練習していこうとなった矢先、膝の痛み、夏には貧血を発症してしまいました。もともと高校の頃から夏の暑さにはめっぽう弱いタイプで走れないことが多かったのですが、今年は今までとは明らかに違う状態が続き、少しjogしただけでも気持ち悪いなど体調が悪くなることが頻繁に起こるようになりました。

冬から春にかけて走れていたのでかなり辛く、全く走れないから走ることが嫌になる時期もありました。ただ、そんな時、予選会に向けて日々励んでいる先輩同期後輩の姿を見て、自分もこのままではいけないと思い、今出来ることをやろうと思い、少しずつjogをしたり、みんなのサポートに徹しました。練習のサポートをしていく中で、タイムを読んだり動画を撮ったりなど、普段僕らが当たり前にしてもらっていることをいざやってみるとその大変さにも気づきました。いつも練習をサポートしてくださっているマネージャーさん達には感謝でいっぱいです。


そして夏は全く走れなかったですが、永森が10人目の標準を切ってくれた1ヶ月前あたりからポイント練に復帰し、徐々に走れるようになってきました。走れない期間が長かったため、走る楽しさ、喜びを改めて感じ、最近は走っていると不意に楽しくなってくることが多いです。本調子とまではいきませんが、今は予選会に向けてしっかり準備をしている状態です。上に書いてきたようなネガティブなことばかり考えてても良くないのでもうそんなことは考えず走っています。ここまできたらもうあとはメンタルですね。当日スタートラインに立ってしまえばワクワク感の方が大きくなるのでしょう。


当日は走れる楽しさ、支えてくれた全ての人への感謝の気持ちを忘れず全力を尽くし、これからに繋がるレースにしたいと思います。最後の予選会になる4年生、競技に対する熱量が違いすぎる3年生2人、個性が強すぎる同期、導入落として法学部生になれてない後輩と共にチーム一丸となって頑張ります。

今年も無観客でテレビ等からの観戦になってしまいますが、応援よろしくお願いします!!

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2021年10月15日

今日はなんの日きのこの日(9番目)

どうも、長距離二年の永森です。ブログを書くのは2度目っぽいです。最後までよろしくお願いします。ちなみにタイトルの通り今日はきのこの日らしいですがぼくはきのこを見てすらいません。えのきは割と好きです(だからなに)。

  ふざけてすみません笑、気がついたら2年生も半分終わってしまい大学生活の3/8を消化してしまったことに衝撃を受けています。毎日9時間以上寝てるからかな(どうでもいい)。特に今年の夏休みは寝るのと練習するのとストレッチをひたすらしてたからかもしれないです。特に今年の夏休みはあっという間でしたが、最後の週の大会で箱根駅伝予選会の標準記録を切ることができました。夏の走り込みの成果がでた感じがしてとても嬉しかったです。

しかし自分1人ではこの結果を出すことは難しかったし、もっと時間がかかってしまっていたと思っています。僕が辛うじて標準を切ることができたのは、予選会を出るための最後のひと枠を埋めるために周りの人たちが協力してくれたおかげであると思っています。メニューを立ててくださった先輩方、練習を一緒にしてくれた同期、読み上げや給水をはじめとしたサポートをしてくれたマネージャーの皆さん、ハムストリングの柔軟性の問題を指摘し、フォームを指導してくださった監督、そしてジョグの距離やペース、テーパリング、BOA整体を教えてくれた馬場君には感謝をしたいと思います。強豪校にいた経験を惜しみなく教えてくれたので走るベースを作ることができました。ありがとう。

ここで終わってしまうとただ標準記録を切った感想を綴る投稿になってしまうので予選会について書こうと思います。正直三週間くらいしか準備期間がなく、厚底に慣れることくらいしかできず来年に乞うご期待・・・(?)というわけにもいかないので意気込みを書かせていただくと、「気持ちは攻めの姿勢で、でも判断は冷静に」という感じでしょうか。ハーフマラソンはお恥ずかしいながら初めての経験でありますが、ハーフ向けの練習をしていると動かそうと思えば動かせそうなのに足が動かなくなるという経験が多く、メンタルが大事だなと思う瞬間が多かったからです。ぶっつけ本番でのハーフでレース中に低血糖とかになったり、どこかを攣ってしまうのではないのかという恐怖というかドキドキ感がありますが攻めの姿勢で頑張っていきます。テレビ中継でもし僕がちらっと出てきたら応援よろしくお願いします!

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2021年10月14日

10番目

初めましてこんにちは!長距離ブロック唯一の1年の馬場裕斗です。新入生紹介ブログをバックレたので(すみません...)初めてのブログ投稿になります。よろしくお願いします!
予選会カウントダウンブログということなのでこれまでの振り返りと予選会の意気込みを書きたいと思います!

私は高校で陸上競技を引退し、大学では競技を続ける気が全くありませんでした。そのつもりで高校も選びましたし、後悔のないように真剣に取り組みました。残念ながら目標としていた関東高校駅伝への出場はかないませんでしたが、東京都高校駅伝が終わった後、全く後悔はありませんでした。

そんな私がなぜ大学入学後、陸上部に入ってしまったのでしょうか?それは長距離キャプテンの久松さんのおかげです。何もやりたいことのなかった私はフレマンでとりあえず陸上部のブースに足を運びました。そこで全国の舞台で活躍した経験もあり憧れのランナーであった久松さんに「一緒に頑張ろう!」と声をかけていただき「これはやるしかない!」と血迷った私は陸上部の体験に参加してしまい、そのまま入部を決めてしましました。(今のところ後悔はしていません!)
陸上競技を再び始めることを決意した私でしたが、その当時は「ハーフマラソンの大会なんて他にもたくさんあるし、予選会出場にこだわる必要はないかなぁ」と考えており予選会出場へのモチベーションはあまり高くありませんでした。また、正直、入部当初の私は予選会出場の標準タイムである10000m34分という記録を誰でも走れるタイムとバカにしていましたし、そのタイムで走れていない選手のこともまじめに取り組んでいないものと思っていました。しかし、入部後練習に参加するようになり、毎回練習に参加して適切なアドバイスをしてくれるような指導者がいない中で、やみくもに練習している先輩の姿を見て、この先輩に自分がアドバイスして標準を切らせることができたらそれはそれで面白いのではないかと思うようになりました。それからは、標準組の練習を引っ張り続け、最終的には私がペーサーをやったレースで標準切りを達成してくれた時はとても嬉しかったです。
入部してから今まで自分が速くなるための練習を中心にしていたら現在もっと速くなれていたかもしれません。しかし、この期間があったからこそ、また、チーム全員で得た予選会出場権だからこそ、今、心の底から予選会を走りたいと思っています。予選会の目標は70分切りです!今の自分の実力ではちょっと高い目標かもしれませんが、なんだかんだ合宿などがないなかで夏に良い練習をすることができ、ここ数週間調子も上がってきているのでチャレンジしてみたいと思います!

長谷川さん曰く、なめかかっている後輩の私ではありますが、応援していただけるととっっっっっても嬉しいです!上智大学の応援をよろしくお願いします!
posted by stf at 22:35| Comment(0) | 長距離 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする