2021年03月31日

【卒業生ブログ】一陣の風

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

STF17の代の主将を務めさせていただきました、短距離ブロック4年、理工学部機能創造理工学科所属、大木勇人です。

私は高校3年生の春、県大会で敗れ、関東大会出場という目標を達成できなかった日から、どの大学に入っても陸上競技を続けようと考えていました。進学する大学が上智大学と決まってから、関東インカレ出場を目標とする選手がたくさん在籍していることを知り、上智大学体育会陸上競技部(通称STF)に入部しました。入部した当初は、STFでの週3回という練習回数が中学や高校の時に比べて少なかったのでとても不安でした。しかし、週3回という限られた練習日程の中で考え、工夫しながら練習するのが自分の体には合っていました。自分の努力はもちろん、頼れる先輩や同期、監督、コーチの協力のもと、2年生の時に目標であった関東インカレ出場を果たすことができました。努力が結果に結びついた瞬間は今でも忘れられないくらい嬉しかったです。そこから怪我などもあり、自己記録を更新することはできませんでしたが、対校戦での勝利や後輩への指導などを通してとても充実した4年間を過ごすことが出来ました。

充実した4年間の中でも主将を1年間務めたことは私の人生において大きな財産となりました。今までの人生の中で人をまとめる立場に立つ経験が少なかったのですが、毎月のミーティングで多種多様な部員の意見を聞き入れたり、集合練習や集会のたびに皆の前で話したり、対校戦の主幹として3回も選手宣誓をしたり、大変な時期もありましたが今となっては良い思い出です。このような立場を経験できた事は今後の人生においてきっと役に立つと信じています。

STFなどの大学体育会は学生主体で運営している団体がほとんどで、主将や副将、会計、主務、各ブロック長などで構成された幹部を中心に部が回っています。もし、STFなどの大学体育会に入れば、選手としての成長だけでなく、組織の中で人としても成長を実感できると思います。大学の4年間というのは非常に貴重な時間です。その時間の使い方は人それぞれですが、私はSTFという道を選んで良かったと常々思います。4年間STFで活動し、卒業して行く人達も口を揃えてそう言います。選手として、人として成長する機会があるSTFに大学4年間を捧げてみてはいかがでしょうか?全力で活動すればきっと後悔はしないと思います。

最後に、現役部員の皆さんへ。
STFに所属している皆さんは自身の競技力を向上させたいという気持ちを全員が持っていると思います。自分と見つめ合って成長することが出来る陸上競技に魅力を感じ、STFへの入部を決めた人がほとんどだと思うので、現役部員の皆さんは入部した頃の初心を忘れずこれからも頑張って欲しいです。小さな目標からでも良いので目標に向かって努力する経験は決して無駄にはなりません。今のSTFを作り上げる事は現役部員の皆さんにしか出来ません。歴史ある団体で活動する事に誇りを持ち、これからも頑張って下さい。OB,OGの皆さんは現役部員たちの朗報を楽しみに待っています。

このブログは卒業生ブログですが、私は上智大学の大学院に進学するため、STFに残ります。2年間全力で頑張るので今後とも皆様よろしくお願いします。

短距離ブロック4年 大木 勇人
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2021年03月30日

【卒業ブログ】

新入生のみなさんご入学おめでとうございます。大変な世の中ではありますが、これからの4年間を充実させたものにしていってください。もし陸上部の活動に興味があれば、ぜひこのブログも読んでいってください。と言っても今回のブログでは特に中距離という観点から語ったものとなりますので、そこだけは注意してください。


申し遅れました、私は中距離ブロック4年の青木と申します。大学では400mと800mを走っていることが多かったです。中距離に興味がある人が読んでいるという前提で話しますが、私の大学入学時のベストは2'00(800m)で、ここ最近の中距離ブロック員の入学時と比べても断トツの遅さを誇っていました。(しかも1年浪人したとかしないとか、、、)先に申し上げますと、結局大学では1'54まで記録を伸ばしました。コロナがなければもっと、、なんて言うのは野暮かもしれませんが、そんなことを感じなくはないです。では私だけがタイムを伸ばしているのかと言えば決してそうではありません。中距離ブロックは、結構ベストを更新したり、あるいは関東インカレなどの標準記録を切ったりする人は多いです。ここだけの話、STF(上智大学陸上競技部の略称)を支えてるのは中距離ブロックだと思っているのは私だけではないはずです。それだけ勢いのあるブロックであるのは間違いありません。そうではあるのですが、やはり大学でも中距離をやるというのは相当の覚悟がいるようで、人数は少なめです。私の代は自分一人だけでした。何年か前は黄金期を名乗っても良いだけの人数と結果を残していたようなのですが、現在は少数精鋭と呼ぶ他ないという感じです。精鋭なんて聞いて躊躇う人なども例年いるのですが、持ちタイムなんか関係なく入ってくれればタイムを面白いくらい伸ばしてあげられるのにななんてみんな思ってます。これほんとです。あ、もちろん速い人もぜひ入ってください。(ちなみにリアルに中距離ブロック存続の危機なのでご協力よろしくお願いします。)


ではなぜ中距離ブロックはそんなに記録を伸ばせるのか、気になりますよね。私も気になります。学校に陸上トラックがあるわけでもなく、メニューも選手自身が考える、週3日(長期休暇中は週5日)の集合練、聞けば聞くほど速くなれるのか疑問に感じる環境ですよね。でも速くなれるんです。その理由は、(ある程度のタイムになるまでの)知見が確立されているからです。STFの歴代記録をぜひ見てみてほしいのですが、800mの歴代記録には非強化校にしては頑張ってると言えるのではないかというほどの記録が並んでいます。そしてその年代を見ても分かる通り比較的かたまった年に出された記録です。黄金世代がそのときあったんでしょうね。非強化校においてある程度の人数がある程度の水準にいるということは極めて稀だと思いますが、STFではそれがつい最近あったわけなんですね。ですからそのときのアプローチなどを踏まえながらのトレーニングになるので、そりゃ速くなるわという感じです。さらに科学的な視点も組み込みながら、またそれぞれの選手に合わせながらメニューを組み立てていくので、記録向上待ったなしです。私自身も入学してから当時の4年生にあれこれ教えてもらい、今まで何を考えて走ってきたのかわからなくなりました。いやきっと何も考えてなかったのでしょう。でもそれ自体は何も悪いことではなく、未知なるものを色々学べる環境に出会えたことに幸せを感じていました。そのようなことを私も後輩たちへとどんどん継承してきましたから、みなさんが入ってきても色々なことを学べる環境であると思います。きっと、陸上競技がもっと楽しくなります。まああともう一歩の殻を破るには個人の努力、あるいはこれまでと同様の年月を要するのかもしれませんが、ある程度の記録までは、迷わずに進むことができると思います。(ここまで読んでくれている長距離選手へ、長距離ブロックの勢いは年々増していってます。アプローチが現在進行形で確立されていってるという感じです。ハイレベルです。中、長で仲良く助け合いましょう。)(逆に言うと短距離は毎年ある程度の人数がいるのでアプローチを洗練させるのが難しそうな印象です。)(フィールドは、中距離と同じような人数規模になりがちなのでお互いシンパシーを感じてます。共に苦難に立ち向かう仲間みたいです。競技特性は違いますがね。)


色々なブロックに触れたついでに言うと、中距離ブロックは800,1500を主戦場とする人たちの集まりで、最近は800を主とする人の方が多いかなという印象です。ただ、上智が参加する対校戦にはほとんど800mという種目がないので、私みたいに400やマイルに出たり、長距離タイプの人だと箱根駅伝予選会に出たりなんてこともしています。(私は対校戦では400,マイル,槍投げなどに出てました。やりたい種目はやれます。)ですので、普段から短距離の練習に混ざったり、長距離の練習にいったり、なんて自由にできますので、中距離だけ孤立してるなんてことはありません。全くそんなことはありません。


ここまで話してどれくらい伝わっているかはわかりませんが、本当に今までの概念が『走り』から『陸上競技』へと進化するかのように思考しながら鍛錬します。これはこれで量をこなす練習と同じくらい難しい作業ではありますが、量が高校よりも減ることがあっても結果はちゃんと出てくるという仕組みなのであります。今私は大学陸上生活を経て、すごくコーチングに興味があります。それぐらい陸上競技に向き合える環境ではあると感じます。これまで散々記録が伸びるとか言っといてあれですが、実際問題として記録が伸びるかはやってみないとわかりません。ただ、STFでの4年間を過ごして、まだまだ気づけていない陸上競技の魅力に触れてみるというのも悪くはないと思います。


STFで下剋上しようぜ。



中距離ブロック4年 自分の代で中距離ブロックが一人だけだったために中距離ブロック長を務めた男、青木より
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2021年03月29日

【卒業生ブログ】君の中の少年

僕にとって、STFでの4年間は
とても、とても、充実した4年間でした。

STFの良さを新入生に伝えるにはどうしたら良いのか、とずっと考えてきました。
4年間、振り返ると何事にも変え難い思い出や経験が出来た、本当に充実した4年間でした。

人生100年時代、その中のたった4年間。凄く短いように感じると思います。そのたった4年の間に、日本の学生陸上選手はとてつもない熱量を注いで、喜んだり、泣いたり、笑ったり、陸上を通して沢山の経験をしているのではないでしょうか。

充実した4年間を過ごしたい、と思った時に、例えば「恋人が欲しい」とか、「友達と沢山旅行に行きたい」など、楽しいことを思い浮かべる人が多いと思います。
辛い事、悲しい事、悔しい事。そんな目を背けたくなるような事を想像する人は居ないでしょう。

陸上は、短距離選手なら長くても1分、長距離選手でも1時間と少ししか試合では走らないし、走っている時はもちろん辛いです。
それでも陸上が楽しい、続けたい、もっと速くなりたい、と何度も思えるのは、どんな競技よりも辛い時間が長く、それを乗り越えた先に結果が待っているからだと思います。

全て簡単に行くこと程、つまらないことはありません。道程にあらゆる困難や障害があってこそ、それを乗り越えるという目標に対する達成感は何事にも変え難いです。それは立ち塞がる壁が大きければ大きいほど、乗り越えた充実感もとても大きいものになるでしょう。

大学生活で、苦しかったこと、辛かったこと、本当に数え切れません。何度も泣いたし、何度も挫けそうになりました。でもそれに負けないくらい楽しい思い出や、嬉しい思い出も沢山あります。そんな思い出が出来る度に、辛い事に向き合ってきた自分自身は間違っていなかったと強く思います。

勿論、結果は約束されているものではないですし、4年間という期間はとても短いものですので、どうなるかは分かりません。

しかし、4年間陸上に情熱を注ぎ、仲間と結果を追求するという過程は、卒業を迎えた時に、充実した日々として思い返す事が出来る事は保証出来ます。

新入生の皆さん、STFに入り、沢山の成功や失敗、努力の日々を通して、充実した日々を過ごしませんか?


ここからは、今いる現役部員の皆んなへ。

上述もしましたが、4年間という時間は長いようでとっても短いです。「やっとやる気が出てきた」とか思っている時にはもう卒業なんて事もきっとあるでしょう。

今の皆んなは、胸を張って「陸上を頑張っている」と言えますか?
頑張っているかどうかは主観的な判断しか出来ないし、価値基準は人それぞれなので、普通はあまり明言出来ないです。

しかし、今、言える事は、「まだまだ頑張り足りない」という事です。それはどのOB、OGさん達が見ても、です。
こんな事言われて悔しいでしょう。でもそれが現実です。
STFは僕が知っている中で(先輩達から聞いた話なども含めて)今が一番「部活じゃない」です。

そもそもそんな真面目にやりたかったらスポーツに力を入れている大学に入れば良かったとか言う人もいるかもしれませんが、本来、部活というのは本気でそのスポーツをやりたいという気持ちで始めるもの。暇つぶしや、趣味程度であっていいはずありません。

今の状況をサークルと喩える人もいますが、そう言うのも失礼なくらい、良くない状況です。(真面目にやっている人ごめんね。)

先日、「応援される選手はどんな選手だと思うか」と同期の1人が言いました。
僕もどんな選手だろうか、と考えました。人の為に一生懸命になれる選手、泥臭く努力できる選手、誰かを一生懸命応援できる選手、陸上を心から楽しんでいる選手…
色々な想像をしましたが、少なくとも今の皆んなは心から応援出来ないです。

本当は、自分の大学の選手が、関東インカレで活躍する姿や予選会で好走する姿を見たい、と思っていますが、
そのような目標を自信を持って言える人はどれくらい居ますか?
自分の本当に達成したい目標はありますか?


陸上部に入っていると言うことに満足していませんか?


僕は本当に心配です。こんな心配な気持ちのまま卒業することになるのは、僕自身非常にやり切れない思いですし、チームの為にもっと出来たことがあったんじゃないのかと、悔しい気持ちにもなります。
僕のイメージは、多分テキトーでふざけていて、頭おかしくて、なんて思われているのでしょうけど、4年間、真摯に陸上に、チームに向き合って来たつもりでした。だけどまだまだ僕にはチーム全体を変える力はありませんでした。ごめんなさい。


卒業間近なってまで、部活に休まず行き、色々な事に口出してしまって、皆んなは老害と思っているかもしれないけど、
それでもチームがいい方向になって欲しいと強く思っているので、
もう少しだけ世話を焼かせてください。

卒業後は新宿で働くことになりました。練習にも顔を出すことが多いと思います。皆んなが変わっていく姿を直接見れる事を期待しています。
頑張れ。

経済学部経済学科 長距離ブロック 宮澤賢太
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2021年03月26日

【卒業生ブログ】1460日



新入生の皆さん、はじめまして

このブログを読み、少しでもSTFに関心をもってくれていることを嬉しく思います

3月に入り、やっと卒業生としての自覚が芽生え始めました。同時に大学生として過ごせる時間がものすごく貴重であることを改めて思い知り、残り少ない毎日を日々噛み締めながら生活しています、、、
これからその貴重な1日が1460日もある新入生の皆さんのことが本当に羨ましい限りです。

私は4年前、その日々の多くをSTFでの活動で費やすことに決めた訳ですが、結果STFでしかできなかったであろう貴重な経験を沢山させてもらいました。特に、ブロック長への就任は、チームを率いる立場に立った経験が全くない自分にとって、大きな挑戦でした。陸上の知識も浅いにも関わらず、ブロック員の陸上人生を預かるともいえるその役職は、私には責任の重すぎる立場であり、今振り返ってもブロ長に相応しい人間ではなかったように思います。それでも私に挑戦のチャンスを与えてくれたおかげで、沢山失敗し、悩み、学び、そして成長することができました。
こうして成長できたのも、一人では何もできない私に、何度も周りの人達が手を差し伸べ、支え続けてくれたからであり、本当に感謝しています。

正直私は「挑戦」がすごく苦手な性格です。日頃から失敗を恐れ、現状維持を望むような人です。しかしそんな私でも挑戦してみよう、と思えるくらい、STFには挑戦しやすい環境が整っています。それは学生主体で柔軟性のある部活だからという理由だけでなく、挑戦を本気で応援し、悩んでいる時は寄り添ってくれるような仲間が周りに沢山いるからだと思います。

結局私はこの恵まれた環境に身を置いたにも関わらずなかなか挑戦せず、選手としては中途半端に引退を迎えてしまいました。ですが周りで結果を残している人達は皆、私とは違って常に挑戦し続けていたように思います。

新入生の皆さんも目指すものに向けて挑戦を重ね、一日一日を大切に、後悔のない4年間を送ってもらえればと思います。

それがSTFで実現できれば嬉しい限りです!

実りある大学生活となることを願っています


フィールドブロック4年 吉田 典可

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2021年03月24日

【卒業生ブログ】

短距離4年、ブロック長を務めていました、茅根將功です。

新入生に向けてということで、端的にまとめます。

高校までにしてきた経験が一人ひとり違う中、目指したいところも一人ひとり違うのは当たり前です。
大学を卒業したら多くの人は社会人として生きていくと思います。大学の4年間はもう二度と戻ってきません。
環境や周りに甘えることなく、後悔しないように自分の目標に向かって頑張ってください。

茅根將功
posted by stf at 20:28| Comment(0) | 2021 卒業生ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月22日

【卒業生ブログ】

こんにちは。長距離ブロック4年金子万葉です。

私は皆さんのブログを読むのが好きでした。なかなか普段話すことのない部員のことや、一緒に練習している部員が胸の中で考えていることを少しだけ知れる気がしたからです。私もうまく文章を書けるようになりたいなーと思っているうちに最後のブログになってしまいました。最後にこのような機会を設けてもらえて嬉しいです。

 まず、卒業を目の前にした私がいま一番に思うことをお伝えします。
それは、「上智に入って陸上を続けて良かった」ということです。ありきたりで綺麗ごとのような言葉で申し訳ないですが、本当にこう思っています。

正直、STFでの陸上生活は自分自身の力不足で上手くいかないことばかりでした。4年間は自分の弱さに直面し続け、部活を辞めたいと思うことや、入部したことを後悔したことが多くあり、このブログで何か良い言葉を伝えられるような立派な結果も残せていません。

それでも、私はSTFで陸上を出来て良かったと思います。それがなぜなのか自分でもよく分かっていません。走ること自体が好きだったのかもしれないし、練習相手がいるのが楽しかったのかもしれないし、部員と応援し合うのが嬉しかったのかもしれないし、その全部かとも思っています。理由はともあれ、STFで経験した辛かったこと、嬉しかったこと、悔しかったこと、楽しかったこと、そのすべてが私の大学生活、ひいては人生を豊かにしてくれました。

大学4年間、苦しい日々の中にも「陸上を続けて良かった」「STFに入って良かった」と思う瞬間がありました。その瞬間は、今までのことは何でも良くなるくらい嬉しくて、そんな瞬間が一度でもあれば、陸上を続けた価値があったと思えました。そのような瞬間を味わわせてくれた部員たちに心から感謝しています。

もしかしたら、陸上を続けなかった大学生活でも、他のことで充実感を得ていたかもしれません。しかし、STFが私の大学生活を充実させてくれたことは揺るぎない事実です。だから、私は4年前に戻っても、もう一度上智の陸上部に入りたいです。

遅くなりましたが、新入生の皆さん、合格おめでとうございます!
大学生になるにあたって多くの選択肢があり、迷うこともあると思いますが、どの選択をする方にも素敵な大学生活が送れるよう陰ながら祈っています。そして、入部してくれる方とは、いつかお会いできることを楽しみにしています。

最後に、陸上生活を通して、関わってくれた全ての皆さんに感謝しています。
今まで本当にお世話になりました。ありがとうございました。

現役部員のみんなのこと、ずっとずっと応援しています!
posted by stf at 20:54| Comment(0) | 2021 卒業生ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月20日

【卒業生ブログ】自由の彼方

秋学期の成績、脅威のGPA4.00。(ゼミのみ)
自己判定ヨシ!ようやく卒業!やったぜ。

改めまして、新入生の皆さんこんにちは。
そして入学おめでとうございます。

僕は卒業間際の部員の1人です。
みなさんがこのブログを読んでる頃には既に卒業してるかもしれません。どうでもいいですが。

このブログを読んでる新入生の皆さんは、STFへの入部を真面目に検討してる人、大学で何しようか迷ってる人、間違えてこのブログのURLに辿り着いた人など、いろんな人がいると思います。

今回の投稿は新入生に対してということで、僕の話がこれからの学生生活を過ごす上で何か参考になってくれたら嬉しいです。 

当時まだ1年生だった僕はいくつかの部活動やサークルを体験し、最終的に陸上部への入部を決めました。 
陸上部に入部して良かった、と今は思っています。
4年間と少しSTFの部員であった身として、この部活の魅力について話したいと思います。

僕が思うSTFの魅力は、自由なところです。
一言に自由と言っても、人それぞれ捉え方が変わると思います。
現に、皆さんがこれからたくさんお世話になるであろう、Wikipediaによると、
『他からの強制・拘束・支配などを受けないで、自らの意思や本性に従っていること』
を自由と定義しています。
また、他のサイトでは、
『勝手気ままなこと。わがまま。』
を自由と定義しています。
自由には複数の意味があり、これを踏まえた上でSTFの魅力について話します。

僕がSTFの魅力として自由を選んだ理由は、率直に自分の意思で行動できる部活動だと思ったからです。
先述の通り、自由にも意味がいくつかあるので、僕が思うSTFの自由について2つ挙げます。

部活動は部員が集合して行うことが一般的で、中学や高校の時に陸上部に入っていた方ならそれが当たり前だと思います。
STFも例に漏れず集合練習があります。現在は週に3回あります。しかし、残りの4日の過ごし方1人ひとりの部員に委ねられています。
1週間のうち、半分以上の4日を自らの過ごし方によって強い選手になれるし、また弱い選手にもなれます。どんな選手になりたいかは自由です。
これが1つ目の自由です。

2つ目の自由は、型にハマった考え方に捉われない自由です。
STFには短距離、中距離、長距離、フィールド、マネージャー全員合わせて70人近い部員が所属しています。
部員1人ひとりが違う価値観や考え方を持ち、互いを尊重する雰囲気がSTFにはあります。
実際に僕も他人の考えや価値観を取り入れ、競技面や生活面で活かすことができました。

これらの自由の下、STFのいち部員として活動できたことで競技面でも人間的でも変わることができました。
STFに入部して、良かったです。

現在大学では入構制限が行われており、自由にキャンパスに出入りすることが出来ません。
新入生の皆さんが憧れている華のキャンパスライフとやらは、おそらく送れないと思います。
新入生の皆さん、ごめんなさい。
ただ、部活動やアルバイトなど、何か自分ができる物事に1つでもいいので、一生懸命取り組んでください。
華のキャンパスライフよりも、充実した学生生活を送ることができると思います。
4年間在籍したSTFの1人の部員として、このことだけは胸を張って言えます。

これから4年間皆さんが、どんな大学生活を過ごすかは自由です。
後悔のない大学生活を送ってください。

最後に、このブログを読んでSTFに少しでも興味を持つきっかけになってくれたら嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました。

長距離ブロック 5年 千田健介 
ぼっち陰キャ学生の僕にとって、図書館、研究室、そしてホフマンホールは最高の場所でした。
ありがとうございました。
posted by stf at 20:06| Comment(0) | 2021 卒業生ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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