短距離ブロック4年藤原です。僕にとって最後の関東インカレが終わり、色々な感情が込み上げています。頭の整理がてら、どうせならブログでも更新します。まぁ読む時は僕の頭の中だと思っててきとーに読んでください。笑
【関東インカレ前】
「調子どうですか?」という問いかけに対して「今すぐに逃げ出したい」としか返せませんでした。努力が結果に直結するわけでもない、結果が全ての世界が怖くて仕方なかったです。ましてや最終学年、1年から出させてもらってるのに何も残せていない。ここまで自分を追い詰めざるをえなかった事を後悔しました。自分の力を試してみたくて、でも勝負するのが怖くて…自信のない僕からすると、勝負の場に居続ける人は本当に尊敬します。
【1日目】
100m予選 あわよくば1着で抜けてやろうと考えていましたが、伏兵はいるだろうと色々なパターンを想定していました。案の定、左隣の申請記録が近い子は上手く追い風を利用して、追い風で僕が崩れた瞬間に右隣に抜き去られ3着。最終組だったので大体のボーダーは分かっていたのでこの記録ならいけるだろうと思ってトラックを後にしました。
【2日目】
100m準決勝 記録で進出したため、1番端の9レーンでした。自分の走りをすれば決勝に行けると確信していたため、端なら集中しやすいと内心ガッツポーズをしていました。準決勝が1番思った通りの展開だったかなと思います。セカンドベストタイで2着と、順調に決勝進出を決めて改めてガッツポーズ。決勝で会おうと話していた友人も決勝進出を決め、2人で喜んでいました。関東インカレの決勝で、地元神奈川の友達と隣のレーンで走る。こんなアツい展開そうそうないでしょう。
100m決勝 決勝は着取りで進出したため、シードレーンを与えられました。右には優勝候補筆頭、左にはライバル。やる事は変わらないと言い聞かせながらスタートラインに着きました。選手紹介の時、上杉とゆみが「巧成ーー!」って叫んでくれて、あー頑張らんとなって身が引き締まりました。レース内容は自分の弱点を浮き彫りにしてくれるもので、10秒2,3台のスピードに耐えられない身体の脆さが垣間見えました。
前半戦を終えて、悔しい半分嬉しい半分でした。今までの自分では考えられないような舞台で勝負をしている事に気づきました。中学はそこまで熱心にやっていたわけではなく、高校から大学まで陸上にのめり込みましたが、いくら練習しても結果は出せない日々。勝てない、勝負の土俵に立つことすら許されない陸上競技を楽しむ事はできず、こんなクソゲーやってられん辞めたいと嘘か本当かわからないような事を常々言っていました。しかし、今ならハッキリと言えます。
陸上競技を続けてよかった
この決勝は間違いなく藤原史に残るレースでした。
【3日目】
200m予選 朝起きた瞬間に昨日の反動を感じました、不安になるくらい…。そりゃベストくらいのタイムで走った後に10秒3台で走ったらそうなるか…と思いつつ、大丈夫大丈夫と言い聞かせながらアップをしました。レース内容も気持ちの作り方も全部ダメ。4日間戦い切るほどのメンタルも実力もありませんでした。わざわざ来てくれた皆に情けない姿を見せて申し訳ない… まだ動画を見て反省する気にはなれないので、もう少しだけ現実逃避してから再出発します。
【まとめ】
繰り返しになりますが、100m決勝の10秒間は僕なんかには勿体なすぎる瞬間でした。ここまで来れたのも、いつも支えてくれる皆のおかげです。良い友人、ライバルや応援してくれる人など、とても環境に恵まれたなと実感しました。
応援ありがとうございました!!!
p.s. ダイス明日頑張れ🔥
藤原巧成