2022年03月24日

卒業ブログ(梶原フィ4)

こんにちは、フィールドブロック4年の梶原です。今回は卒業生ブログということで、フィールドブロック長として競技に取り組んだ日々について書きたかったのですが、そういう内容は書かないことにしました。というのも、ブロック長としてチームを引っ張るべきタイミングで怪我をしていた私はブロック長らしいことができなかったため自分がリーダーとして活動した話はできないし、起きた出来事をまとめてそれらしい話をする気にもならないからです。なので、今回は怪我について書こうと思います。

 みなさん、『怪我』はどのように起きると思いますか?怪我の原因として思い当たるものとして、運動神経・骨格的な強さ・運動の癖・疲労・不注意など色々と思いつくと思います。たしかに、これらが怪我の原因になることは間違いないと思いますが、私は自分自身の体験から『焦り』という精神的な状況が怪我を引き起すトリガーになると考えています。そのため、怪我を予防するには焦らないことが大事なので、自分をコントロールしながら日々を過ごして下さいというのがこのブログで伝えたいことです。

 では、なぜ私が焦ってしまったのか振り返ってみようと思います。私が怪我をしたのは3年生の7月、5月から延期された東京選手権の練習跳躍でした。怪我としては左足首の内果骨折です。痛かったです。この時の心境としては足首痛いけど出てしまえという感じでした。痛みを軽視していたというより、東京選手権が初めてだったので出場したいという気持ちが大きかったです。また、コロナ禍で東京選手権がシーズン初戦となったためコントロールが効かなかった感じもありました。

 私が足首の痛みを感じ始めたのは1年生の1月です。テスト明け跳躍練で痛いなぁと思って外科に行ったら靭帯の損傷でした。この怪我は2週間くらいしっかり安静にして湿布を貼れば大丈夫とのことで、そこからまた練習を始めました。とはいえまだ違和感があって。でも昨シーズンで1m95の自己ベストを出していて、この勢いで2m00を跳びたいという気持ちで練習をしていたのを覚えています。

 結果として同年の6月に2m00を跳んだわけですが、痛みを押して跳ぶのはかなりの気力と体力を使うもので、この記録を自分の実力にするだけの下地を作ることはできませんでした。ここからはたいてい左足首が痛い状態で練習をしていました。いま思えば練習をやめて休めばよかったのですが、記録を出したいという気持ちの強さから休むことにマイナスのイメージを持っていたのだと思います。

 この調子でありながらウェイトを追加したところ、3年の春にはスプリントのタイムも向上したため、手応えを感じてシーズンを迎えました。ただ跳躍時には痛みがあり、もっと記録を出したいという気持ちと、痛いから跳びたくないという気持ちが混在した状況だったのを覚えています。また、これだけやってきたからやりきろうとか、ブロ長である自分には競技力が必要だという義務感があった気がします。

 さらに3年生のシーズンは記録会がコロナで中止になり、記録を出す機会が無くなり、気持ちが焦るばかりでした。この頃は近所のコンクリートで跳躍ドリルをやって気晴らししてましたが、これでさらに疲労が溜まった気がします。そんな状況でシーズン初めて得た大会が7月の東京選手権で、このタイミングでの怪我です。

 さて、ここまで読んでくれた人が何かコメントをするとすれば『無理しすぎ』の一言に尽きるかと思います。私自身もそう思います。でも、記録を出したい気持ちが行き過ぎるとか、あと少しで記録が出せるから多少無理をしようみたいな経験はよくあることですよね。

 さて、ブログの冒頭で、『怪我を予防するには焦らないことが大事なので、自分をコントロールしながら日々を過ごして下さい』というメッセージを伝えました。焦らないことが大事というメッセージはこれまでの文章で伝えたつもりですので、次はいかに自分をコントロールすればいいか、私の考えを書いてみようと思います。

 まず言葉の定義として、コントロールするとは状態を一定に保つために調節するという意味で使っています。ではどのような状態が良いかといえば、平坦な状態です。言い換えると物事を感じられる状態です。伝わるかわかりませんが、公園の広場から幹線道路を眺めてる時の感覚が好きなのでそんな感じです(笑)。一定とは、特定の数値ではなく、ここからここまでという許容範囲内であればいいかなとか思ってます。調節するのは適当にやればいいと思います(適当)。
 
 コントールする方法としてこうした要素を総合的に実現できるのは自分にとっては写真を撮ることでした。何をみていて、どこが良いと思ったか、露出・シャッター速度・ISO感度を考えながらシャッターを切る時間は結構楽しいです。

 最後になりますが、怪我をしたこと自体をマイナスに捉える必要はないと思います。特に熱量的な問題で、何かを仕掛けるべきタイミングがあると思うからです。また、何か課題を克服するには時間がかかるもので、その時間に耐えられるだけの状況が外的にも内的にも整っていないことの方が多いとも思うからです(内的な状況を整えることについてはこのブログが参考になれば幸いです)。後輩の皆さんも、自らの選択に満足できるよう、自分が競技生活に何を求めているか、たまに振り返りながら残りの時間を過ごしてください。

 皆さんの活躍を楽しみにしています。

フィールド4年梶原
posted by stf at 20:24| Comment(0) | 2022卒業生ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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