2021年03月30日

【卒業ブログ】

新入生のみなさんご入学おめでとうございます。大変な世の中ではありますが、これからの4年間を充実させたものにしていってください。もし陸上部の活動に興味があれば、ぜひこのブログも読んでいってください。と言っても今回のブログでは特に中距離という観点から語ったものとなりますので、そこだけは注意してください。


申し遅れました、私は中距離ブロック4年の青木と申します。大学では400mと800mを走っていることが多かったです。中距離に興味がある人が読んでいるという前提で話しますが、私の大学入学時のベストは2'00(800m)で、ここ最近の中距離ブロック員の入学時と比べても断トツの遅さを誇っていました。(しかも1年浪人したとかしないとか、、、)先に申し上げますと、結局大学では1'54まで記録を伸ばしました。コロナがなければもっと、、なんて言うのは野暮かもしれませんが、そんなことを感じなくはないです。では私だけがタイムを伸ばしているのかと言えば決してそうではありません。中距離ブロックは、結構ベストを更新したり、あるいは関東インカレなどの標準記録を切ったりする人は多いです。ここだけの話、STF(上智大学陸上競技部の略称)を支えてるのは中距離ブロックだと思っているのは私だけではないはずです。それだけ勢いのあるブロックであるのは間違いありません。そうではあるのですが、やはり大学でも中距離をやるというのは相当の覚悟がいるようで、人数は少なめです。私の代は自分一人だけでした。何年か前は黄金期を名乗っても良いだけの人数と結果を残していたようなのですが、現在は少数精鋭と呼ぶ他ないという感じです。精鋭なんて聞いて躊躇う人なども例年いるのですが、持ちタイムなんか関係なく入ってくれればタイムを面白いくらい伸ばしてあげられるのにななんてみんな思ってます。これほんとです。あ、もちろん速い人もぜひ入ってください。(ちなみにリアルに中距離ブロック存続の危機なのでご協力よろしくお願いします。)


ではなぜ中距離ブロックはそんなに記録を伸ばせるのか、気になりますよね。私も気になります。学校に陸上トラックがあるわけでもなく、メニューも選手自身が考える、週3日(長期休暇中は週5日)の集合練、聞けば聞くほど速くなれるのか疑問に感じる環境ですよね。でも速くなれるんです。その理由は、(ある程度のタイムになるまでの)知見が確立されているからです。STFの歴代記録をぜひ見てみてほしいのですが、800mの歴代記録には非強化校にしては頑張ってると言えるのではないかというほどの記録が並んでいます。そしてその年代を見ても分かる通り比較的かたまった年に出された記録です。黄金世代がそのときあったんでしょうね。非強化校においてある程度の人数がある程度の水準にいるということは極めて稀だと思いますが、STFではそれがつい最近あったわけなんですね。ですからそのときのアプローチなどを踏まえながらのトレーニングになるので、そりゃ速くなるわという感じです。さらに科学的な視点も組み込みながら、またそれぞれの選手に合わせながらメニューを組み立てていくので、記録向上待ったなしです。私自身も入学してから当時の4年生にあれこれ教えてもらい、今まで何を考えて走ってきたのかわからなくなりました。いやきっと何も考えてなかったのでしょう。でもそれ自体は何も悪いことではなく、未知なるものを色々学べる環境に出会えたことに幸せを感じていました。そのようなことを私も後輩たちへとどんどん継承してきましたから、みなさんが入ってきても色々なことを学べる環境であると思います。きっと、陸上競技がもっと楽しくなります。まああともう一歩の殻を破るには個人の努力、あるいはこれまでと同様の年月を要するのかもしれませんが、ある程度の記録までは、迷わずに進むことができると思います。(ここまで読んでくれている長距離選手へ、長距離ブロックの勢いは年々増していってます。アプローチが現在進行形で確立されていってるという感じです。ハイレベルです。中、長で仲良く助け合いましょう。)(逆に言うと短距離は毎年ある程度の人数がいるのでアプローチを洗練させるのが難しそうな印象です。)(フィールドは、中距離と同じような人数規模になりがちなのでお互いシンパシーを感じてます。共に苦難に立ち向かう仲間みたいです。競技特性は違いますがね。)


色々なブロックに触れたついでに言うと、中距離ブロックは800,1500を主戦場とする人たちの集まりで、最近は800を主とする人の方が多いかなという印象です。ただ、上智が参加する対校戦にはほとんど800mという種目がないので、私みたいに400やマイルに出たり、長距離タイプの人だと箱根駅伝予選会に出たりなんてこともしています。(私は対校戦では400,マイル,槍投げなどに出てました。やりたい種目はやれます。)ですので、普段から短距離の練習に混ざったり、長距離の練習にいったり、なんて自由にできますので、中距離だけ孤立してるなんてことはありません。全くそんなことはありません。


ここまで話してどれくらい伝わっているかはわかりませんが、本当に今までの概念が『走り』から『陸上競技』へと進化するかのように思考しながら鍛錬します。これはこれで量をこなす練習と同じくらい難しい作業ではありますが、量が高校よりも減ることがあっても結果はちゃんと出てくるという仕組みなのであります。今私は大学陸上生活を経て、すごくコーチングに興味があります。それぐらい陸上競技に向き合える環境ではあると感じます。これまで散々記録が伸びるとか言っといてあれですが、実際問題として記録が伸びるかはやってみないとわかりません。ただ、STFでの4年間を過ごして、まだまだ気づけていない陸上競技の魅力に触れてみるというのも悪くはないと思います。


STFで下剋上しようぜ。



中距離ブロック4年 自分の代で中距離ブロックが一人だけだったために中距離ブロック長を務めた男、青木より
posted by stf at 20:29| Comment(0) | 2021 卒業生ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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