2020年05月23日

ソフィアンよ、知ることを希え

ブロック長生活を振り返って

中距離ブロック長を1年務めました青木です。
私は中学から陸上を続けてきていますが、まとめる立場や役職に就いたのは今回が初めてでした。もっとも、まとめられるべき少々自己中心的な行動をしているのが私なので当然のことと思います。今回も、中距離の同期がいないという環境で消去法による選出であったことは否めません。それでもブロック長になるからにはブロック員に何かしらの貢献はしたいとは考えていました。ただ、私がブロック長になったときには、すでに後輩たちは練習において私よりずっと良いパフォーマンスを見せていましたし、先輩は予選会に向けてどんどんと距離延長をしていきましたので、私に何ができるのかと少しの困惑と少しの憤りを感じながら練習メニューを作成していました。そういうこともあり、暫くは様子を見て、それぞれで試行錯誤しながらリズムを掴んでもらおうと思い、あまり踏み込んだ改革は行わずに思索に耽っていました。夏を越え、秋シーズンを迎え、ブロック員が何とも言えないタイムを出すだけで終わってしまったあとで、初めてブロックでのミーティングを行いました。そこで私の思いや考え、ビジョンを伝え、中距離ブロックとしての方向性を定めました。

そもそも、私が中距離ブロック長になるときに掲げた方針は、考える土台作りをさせていくということでした。考えるためには経験や仮説などは必要なものなので、シーズン終わりに第一歩を踏み出すということは遅いようであり至極当然のことでもありました。きっと”何か”が足りないということは私が口から言うよりも冷酷にそれぞれの脳裏に過っていたと思います。その点、そこからの中距離ブロックの統一感は端から見ている感じよりもずっと整っていたように思います。だからこそ、ブロック長としての腕の見せ所でもあると感じ気を引き締めていました。

結局のところ、形としても、重みとしても、京都合宿は一番の収穫だったのではないかと思います。様々な事情が重なり偶然参加が決まったものでしたが、考えさせられることの多い合宿で、間違いなく陸上に対する視野は広がったのではないでしょうか。(500mトラックは意外に何とかなりました。)私自身としても○○選抜とかに選ばれたことなどありませんでしたので、全国津々浦々から参加している選手たちと練習をし意見交換をするという作業はすごく楽しかったですし充実していました。突然の参加を快く認めてくれた京都大学の方々にはとても感謝してます。

そんな合宿を含め冬練を越えて一気にタイムを縮めていく後輩たちがはっきりと思い描けていただけに、この世の中の状況は悲しく、悔しく、もどかしく感じますが、後輩たちはあと1年(とそれ以上)という期間が残されていますので、そこで何とか結果を出してもらいたいです。ブロック長は下津に引き継ぐことになりますが、一ブロック員として微力ながらまだまだ中距離に貢献していければと思います。

また、ブロック問わず後輩たちに伝えたいことは、「学びは速さだ」ということです。私自身高校まではまったくの無名、平々凡々な選手でした。ただ、大学に入ってからいろんなことを吸収して、関カレに出られるぐらいにまではなれました。横田真人さんのランニングクリニックに参加したり、慶應の練習に一人で行かされたり(全カレランナーたくさんの中ぽつんと一人放り込まれました←これが私の陸上人生のターニングポイントです)、箱根ランナーが立ち上げているジムに通ったり、京都合宿に参加したり、もちろん監督やコーチ、先輩方に教わったり。学べば学ぶだけ、見える世界は変わります。見える世界が変われば、陸上がより楽しくなります。速くもなります(断言)。大事なことは、学ぼうとする人を拒絶するような環境はどこにもないということです。上智大学だから、自分は速くないから、なんて遠慮することはありません。(私はスポーツ環境や実力という点ですごい引け目を感じていた時がありました。)私のように変なことで悩む人がいなくなるように、私もどんどん協力していきます。私はまったくの凡人ですが周りにはすごい人がいたりします。青木は頼りないと思っても力になれることがあるかもしれません。ダメ元と思って相談してください。(本当に力になれなかったらごめんなさい。)なんかブロ長振り返りブログなのか引退ブログなのかわからなくなってきましたが、結局、立場はどうであれ、やっぱり考え続け学び続けるのは苦しくもあり、楽しいことだなと実感した1年でした。幹部代になるまでは自分のことしか考えてなかったので、周りのことについても考えるということが時に忙しく時に煩わしく時に楽しく、あっという間に終わってしまいました。目に見える結果が出れば尚良しでしたが。あと少し私も頑張ってみます。みなさんも、充実した生活を送れるよう、健康には気を付けながら頑張ってください。活躍をお祈りしてます。(私にはお祈りメールがたくさん届きます。)

アディオス!

p.s.
副将としては、常任としての立場を最大限活かして、運営を行ってる仲間をサポートしているという形が多かったので、なかなか形に残るようなことができなかったですが、練習ではなんとか色んな人たちに声をかけてたくさんコミュニケーションを取ろうとしていたつもりではありました。副将って難しいな、なんて素直に思ったので、重盛にはそういう主観的な経験も渡して退こうと思ってます。重盛の方がしっかりしてるし安心感あります。中距離ブロックの方が心配です。新入生入ってください。お願いします。コーチにいくので本当に入ってください。中距離ブロックが存続することを祈りつつ、また後輩たちの活躍を祈りつつ、私の文章は締めさせていただきます。
posted by stf at 16:21| Comment(0) | 中距離 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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