2024年03月30日

卒業ブログ

皆様お久しぶりです!20マネの口分田梨花です。昨年部活を引退してから約8か月、今までの貯金をフルに使って海外周遊をしたり、他のコミュニティに所属してボランティアに挑戦したり、気になった美味しいご飯を片っ端から食べに行ったり、、基本家大好き人間なので引きこもりになるかと思いきや、なんとか有意義に過ごせています。

今回は卒業生ブログということで、3年ぶりのブログです!(ちなみに2回目)

部活のない生活を過ごしてみて改めて感じたSTFでの経験、得られたことは何か、4年間を少しだけ真面目に振り返って考えてみました。(拙い文章である上にだいぶ長めですが温かい目で読んでください^_^


1番の印象としては、自分の役職における「正解」はなにか、常に模索していたなと思います。

コロナが流行り出した1年の春、5月まで授業がない引きこもり生活を送っていました。個人的にはすごく快適な毎日でしたが、このままだと一生引きこもってそうだなと危機感を覚え、中学から陸上をやっていてその経験を活かせそうだし、4年間何かに打ち込めるならいいかなと勘と勢いでSTFへ入部をしました。

部活初日は慣れないリモート授業の疲れがたまって熱が出てしまい欠席。他の新入生マネより一歩出遅れてしまった感があって、次の部活は胃が口から出そうなくらい緊張していました。
でも、そんな中でもSTFの先輩方は優しく笑顔で暖かく迎え入れてくれて、一緒に部活できることがとても嬉しくてわくわくしていたのを昨日のことのように覚えています。

マネージャーとしての仕事は新鮮で、仕事を覚えるのは大変だったけど、久しぶりに陸上に関われてただ「楽しい」という感覚だけで過ごしていたように思います。

そこから少し経ってフレマン係やSNS係、内務の役職につかせてもらうことになりました。何も経験もなく分からない状態から担当することになり、周りに頼りきりだった今までとは打って変わって色々な責任が増え、役職における「自分の存在意義」を意識するようになった、個人的に大きなターニングポイントになったなと思います。

初めは、とにかくやるからには前の先輩方と同じレベルは維持して務めなければと、引継書通りの仕事をすることに必死でした。でも、もっと違う良いやり方を考え直すべきだという指摘や思っていたより人が集まらないというフレマンの現実などを知り、もう少し自分なりに考えることや相手視点を知ることが大切だと気づきました。
SNSはSTFの魅力を発信するだけでなく、共に陸上を切磋琢磨できる仲間を集めたりと部の可能性を広げるためにやること、フレマン係においては、コロナ禍でもまた陸上に取り組みたいと思ってもらえる環境を画面越しで作り出すこと、今までの認識に捉われずに目の前の仕事にひたすら向き合ってぶつかってを繰り返していました。

普段のサポートにおいても、20同期の選手がPBをどんどん出して関カレや予選会の標準を切っていて、それは嬉しかった半面、与えられた役職以外の場面でマネージャーとして変わらず当たり前のことしかできない自分をどう変えていくべきなのかとても考えさせられた時期がありました。そんな時、役職をやっていた際に気づかされた、人によってニーズや価値観が違うということを思い出しました。とにかく「相手視点」を知ることを意識して、部のみんなと沢山話してみてどんなサポートなら助けになれるか考えて行動することに全力な最後のマネ生活だったと思います。

このような様々な気付きや考えるきっかけが多くあった4年間のSTF生活でしたが、毎回の練習が楽しかったかと言われれば、もちろん正直モチベーションが下がることもあったし、投げ出したくなることも多くありました。それでも今こうしてマネージャーを4年間続けてこれたのは、サポートに見合ったやり甲斐とそれに挑戦する楽しさにSTFの皆さんが暖かく見守りつつも気づかせてくれたからだと思います。

長くなってしまいましたが、ここまでつらつら書いて言いたかったのは、マネージャーの存在意義として、当たり前のことを自分なりに考え強化して組織へしっかり還元させることが大切だということです。私の場合は自分にとっての正しさを信じすぎず、相手のニーズをとにかく知って行動することを心掛けていました。

もちろん、ただ効率よくやって自分の負担を減らしたり、みんなと楽しい話をしてただ楽しく過ごすことも悪いことではないです。でも、STFにいる後輩の皆には、STFに入る、役職を務める、と決めたからにはある程度責任感を持って、与えられた環境や仕事に対して自分の力をどう強化して部に還元していけるかしっかり考えて、無駄や後悔なく4年間を過ごしてほしいなと思います。

全然私が言えたことではないけど、部活が終わってからもっと怪我のケアもできたらよかったなとか、やり切れたのかは微妙な気持ちが残ったので、今しかない貴重な時間を大切に過ごしてもらえたらいいなと思って、沢山書いてしまいました。^_^

最後になりますが、4年間本当にありがとうございました。STFでの環境と出会いがなければここまで成長できる機会はなかったと思うので、感謝してもしきれません。いつも優しくて暖かくてクセ強めな皆が大好きです。

健康第一で、心も時には休ませながら、残りのSTF生活も楽しんでね!
これからもずっと応援しています!
posted by stf at 14:42| Comment(0) | 2024卒業ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月29日

卒業生ブログ

お久しぶりです!
短距離ブロック4年の鈴木菜月です。

 引退からもう半年ほどが経ったみたいで、時の流れの早さを感じます。STFには沢山お世話になり、いろんな思い出があって、引退の時や追いコンだけでは話せなかったこともあるので、4年間を振り返りながらこの場を借りてお話したいと思います。

長いと思いますが、さらっと見てくれると嬉しいです^^



 私は中高と陸上をやってきて、高校2年生の秋に400mHへの競技転向をしました。そこからうまいことに記録も伸び、上り調子のまま高校引退の日を迎えました。
 引退してから卒業するまでの半年間、全く運動もせず、甘いものも体に悪いものも沢山食べて陸上のない日々を思う存分楽しみました。大学に入ったら有り余る時間の中でたくさん遊んで、勉強して、バイトをして、旅行に行って、たまにサークルで運動して‥‥そんなキラキラ大学生ライフを描いて、胸を躍らせていたのを覚えています。
 そんな私に転機が訪れました。高校の顧問からSTFの先輩(大木さん)を紹介され、体験練習に参加することになったのです。一度離れていた陸上に触れると6年間の色んな思い出が蘇り、高3県予選のマイルで自分が白線を踏んで失格になったこと、400mHではゲリラ豪雨の関東でベストだったこと、ずっと出したかったけど出せなかった100m12秒台。そういえば結局不完全燃焼だったな、、と。
 陸上を続ける気はなかったけど、真剣に走る姿がかっこよくて、雰囲気がよくて、キラキラしていたSTFの先輩たちを見て、ここでなら頑張っていけるそう思い、早い段階から入部を決意しました。
 そんなこんなで一生やらないと思ってた陸上に戻り、決してキラキラとはいえない(基本ジャージ)大学生活を過ごすことになりました。


 当時はまだまだいけそうな自分を知っていたからこそ、期待と自信で溢れていたと思います。そんな時、大きな障害が出てきました。ブランクとコロナです。1年ほどの大ブランクを埋めるために練習しなきゃ行けないのに、部活もなかなか始まらず競技場も空いてなくて、思うような練習が出来ませんでした。1人で場所を見つけて練習しても、想像してた自分の走力との乖離から焦りが生まれ、気づいたら陸上が自分の負担になっていました。練習"しなきゃ"。筋トレ"やらなきゃ"。目標に向けて練習する気持ちはいつの間にか消えていて、私が練習する理由はただの使命感でした。
 2年生からはようやく部活という組織の中で練習が出来るようになりました。みんなで励まし合って練習できる嬉しさを噛み締めながら、なんとかブランクを取り戻し100m、200mは自己ベストに近い記録、400mHでは関東新人の標準も切ることが出来ました。やっとスタートラインに立った安堵と、同時にこの環境と練習で結果を出すのは無理だと自分の限界を薄々感じるようになりました。かといって、それ以上の強い気持ちが持てず、目標と自分の意志との矛盾にもどかしさを抱えていました。限られた中で努力をしているけど、与えられた環境だけでは結果には繋がらない。本気で向き合いたいけど、 それ以上が出来ない中途半端な自分。

 結果を出せないことを環境のせいにし、それでいいやと甘えている自分にも嫌気がさして、、負のループ続きでどんどん陸上が嫌いになっていました。自由な環境だからこその苦しみだったと思います。おそらくこれからもそういう思いをする後輩達もいるんじゃないかな…?と思ったり、思わなかったり。
 大学でも練習すれば簡単に記録を更新できるだろうというのは浅はかな考えでした。結局大学では、個人として大きな成績を残すどころかどの種目においてもベストすら出すことができませんでした。陸上に限らずおそらく大学で競技としてやる部活は、練習の量だけじゃなくて自分が強くなるための知識と思考力が求められるからこそ、一筋縄ではいかない難しいものだと思います。そしてSTFは、練習も知識も思考の部分も全て自分でプラスアルファの時間を作っていけなく、自分を律する難しさもあったと思います。


 だからそんな時は、STFの仲間で乗り越えて欲しいです。競技力とか陸上経験とか目標とか様々だけど、強くなりたい思いはみんな一緒です。1人で陸上に向き合うのは、メンタル面でも競技面でもマイナスになってしまうと4年間を通して感じたことで、特に3.4年生になって思いました。

 短距離ブロック長を務めたことやリレーに力を入れるようになったことに関係していると思います。当時の短距離は、一人一人が自分の競技に集中してるけど、個々を尊重しあうチームとしてのまとまりか薄れていました。結果がすべて。結果が良ければ何をしてもいい。もちろん陸上は結果が大事だし、いい結果を出すことに勝ることはありません。強豪校であれば話は別ですが、少なくとも色んな目的や目標を持って入ってきた人がいるSTFで結果だけを強要する雰囲気は果たして正解なのか。難しいチーム作りでした。
 短距離のみんなにとってどんな時間になったかはわからないけど、競技についてじっくりみんなで考えたり、意見を気軽に言ったり、できるだけチームとしての時間を作るように心がけました。少なくとも私はこの時間が有意義で、新しい考えと刺激で視界が開け、モチベーションにも繋がりました。みんなとコミュニケーションを交わして、知識も思考も吸収していき、練習に繋げていくことで、結果に繋がらなくても意味のある時間になっているような感覚でした。

 リレーメンバーでもメニューの相談とか走りの分析とかをたくさんするようになって、すごく刺激的な日々でした。私以外は21の代で同期ではないけれど、ずっと一緒に練習をしてきて、プライベートでも仲良しくしてくれて、どんなときも陸上の話をして、チーム力はどのチームにも負けないと自信を持って言えたと思います。たくさん標準切りを目指してきたけどなかなか条件が揃わず、50.20の壁を切れませんでした。上南戦が最後の挑戦。最後に円陣を組み気持ちを高め、攻めのバトンで、49.89を出しました。
 49秒のアナウンスが聞こえたあの瞬間、今まで頑張ってきてよかったと何かが報われたような気持ちになりました。これまで結果で何も貢献できなかった自分が最後に少しだけでも後輩たちに貢献できたこと、チャンスを作れたことにほっとした自分もいたと思います。そして何より大好きなメンバーと最後に目標を達成して、嬉しさを分かち合うことができて本当によかった。最後の最後に忘れかていた陸上の楽しさを再確認できました。

 1人では苦しいものも、仲間が何人もいればその分だけ励み変わります。綺麗事かもしれないけど、一匹狼にならず部員同士でたくさん意見共有して、切磋琢磨して、楽しく陸上をやって欲しい。部活に所属する意味はそこにあると思っています。


 この4年間様々な思いを持って陸上をしてきて、振り返ると苦しい思い出の多い競技生活でした。記録に伸び悩めば悩むほど自分の目標が分からなくなったり、いまやっている練習が本当に力になるのかと疑心暗鬼になったり。なんで陸上やってるんだろう、辛いなぁと思う日々もたくさんありました。そんな思いをする中でも私の支えであり続けたのはSTFという心地の良い居場所でした。私がこの引退までの3年半、陸上に向き合い続けられたのは紛れもなくみんなの存在があったからです。

 個性が豊かすぎて収集のつかないくらい面白い同期。
 たくさんバカにしてきたり、時には意見の食い違いで衝突もしたけど結局一番お世話になった20短距離。
 たくさん可愛がってくれた頼もしい先輩方。
 同期のように切磋琢磨してくれた短距離女子。
 未熟なブロ長についてきてくれた短距離のみんな。
 練習、試合でたくさん支えてくれたしごできマネージャー。

 「もう陸上なんて一生やるもんか」そう思っていた高校生の私にとってSTFでのこの4年間は想像もしてなかったと思います。陸上の難しさも楽しさもたくさん経験し、満足いくような競技生活ではなかったけど、これまでやってきたことは後悔していません。様々な縁のおかげであの時STFに入部する決断をして本当によかったと今では自信をもって言えます。


みんなのおかげで充実した楽しい陸上生活を送ることができました。
本当にありがとうございました!

これからも皆さんの活躍を楽しみに応援しています!
頑張ってね〜!!


20短距離 菜月
posted by stf at 11:22| Comment(0) | 2024卒業ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月28日

卒業ブログ

こんにちは
マネージャーブロック4年の豊住 里湖です

先日は、追いレース・追いコンの開催ありがとうございました。最後に同期や後輩と楽しい時間を過ごすことが出来て幸せでした。
綺麗なお花に喜んでいたのも束の間、花粉症の私は見事にやられました、切ないです。

このブログ、実は自己紹介ブログ以来なので、何から書けばいいのか分かりませんが、最後に感謝の気持ちを綴れたらと思います。

途中入部と留学による休部で短い時間ではありましたが、色々とありすぎなくらい濃い日々でした。同期マネの人数は減ってしまったけれど、それでも最後に「ありがとう」を伝え合うことが出来て私は嬉しかったです。
プライベートで一緒にご飯に行くことも多かったけれど、それでも部活のことで共にした時間の方が圧倒的に多かったみんなには、入部当初から沢山助けてもらいました。
私自身、OBOGと上南委員の仕事をさせていただき、多くのことを学ばせていただきました。また同期マネが会計内務外務と、みんなが部活外でも多くの時間を使って動いてくれているからこそ、部という一つの組織が成り立ち活動出来ているのだと強く実感していました。
コロナ禍ということもあり、前例が全く参考にならず試行錯誤することも多く、目の前の仕事をこなすしかない義務感に覆われる日々で、当時はやりがいや楽しさは全く感じることが出来ませんでした。
なんでこんなことを言われなきゃいけないの、と思う心無い言葉もあった一方で、人の優しさを感じ救われることもありました。
あの時あたたかい言葉をかけて手を差し伸べてくれた方たちには感謝の気持ちでいっぱいです。

後輩のみんなには、お互い思いやりと感謝の気持ちを忘れずに助け合ってほしいです。
部の人数は多くても少なくても、円滑に運営するということは決して簡単なことではないと思います。活動する中でもっとこうしてほしいと思うこともお互い出てくるかもしれませんが、言葉選びだけは慎重になってほしいです。その立場になって初めて知ること、感じること、きっと沢山あると思います。
だからこそ、一方的に不満を言う前に相手の立場に一度立ってほしいなと思います。
みんなが手を取り合って満足のいく活動が出来ることを願っています。
そして、残りの大学生活を思う存分楽しんでください。大学生活は挑戦したいと思ったことに取り組みやすい絶好のチャンスだと思います。みんなが大学生活における目標を達成したり、夢を掴めることを願っています。

最後になりましたが大変お世話になりました
ありがとうございました!
posted by stf at 14:12| Comment(0) | 2024卒業ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月27日

「卒業生ブログ(20マネ 内田)」

こんにちは!
マネージャーブロック4年、経済学部経営学科、内田ふらのです!
新入生ブログの次に書くブログが卒業生ブログになるとは思いもよりませんでしたが笑、追いコンでは長くなりそうで言わなかったことを、読む人が少ないのを良いことに長々とここで。

stfでの4年間は悩むことも多く、がむしゃらに突き進んでいたので途中の記憶がほとんどないのですが、陸上競技もマネージャーの経験もない私にとって、「初めてのこと」は濃く記憶に残っています。

私はヤツが丁度流行り始めた頃に、入学・入部しました。入って1ヶ月は集合練ができず、ロックごとにzoomを繋いで体幹をしていたのが懐かしいです。
マネージャーはタイムキーパーとして参加していたのですが、ブロックごとに色が全く異なっていて面白かったのを覚えています。
人数が多く真面目に体幹に取り組む選手の多い短距離、誰か1人話し始めると物凄いテンポで話が進んでいく(基本お互いをディスり合う)長距離、新入生マネを気にかけて沢山話しかけてくれたフィールド、マネを含めてほのぼのと温かいコミュニケーションを取ってくれた中距離。
先輩方や同期と直接顔を合わせることが楽しみになりました。

初めて参加した集合練は和田堀。天気の悪い日でした。
憧れの大学名が入ったウィンブレを着ている先輩方を見て、胸が高鳴りました。全ブロックが集まってわちゃわちゃしている雰囲気が大好きでした。

初めて1人で派遣された大会は2020年9月の日体長。
上智からエントリーした選手は1人でしたが、4年生だったので心配と緊張で死にそうでした。その様子を見かねた芽生さんからエールのLINEを頂いたりもしました笑
(なんとか生還)

とまあそんな感じで、マネの先輩方の偉大すぎる背中をひたすら追いかけ続けて、気付けばブロック長になっていました。私は決して優しいマネージャーではなかったので、運営面では融通の効かないブロ長だったと思います。ただお豆腐メンタルな私はそれに心苦しく感じながら、周りに沢山支えてもらってなんとか引き継ぐことができました。

stfに入って1番良かったことは、先輩方・同期・後輩たちと、素敵な出会いに恵まれたことです。
私にとって皆さんの存在が本当に大切で、財産です。

stfでの経験や思い出を胸に、社会人生活頑張ります。
どうか皆さんも、心と身体を大切に、沢山笑って過ごせていますように。

思いをそのまま書いたので、繋がりのない文章ですみません。
stfに入って良かった、お世話になりました。
4年間、本っっっ当にありがとうございました!!

20マネ 内田ふらの

p.s. 新入生ブログで「ウェイになる!」と宣言した過去の私へ。ウェイにはなれなかったよー!
posted by stf at 11:37| Comment(0) | 2024卒業ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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